委員会活動
令和4年度
教育厚生委員会による県内調査
10月24日、教育厚生委員会では農林高等学校と甲府東高等学校にお伺いしました。
農林高校では、マイスター・ハイスクール(次世代地域産業人材育成刷新事業)指定校として、校内で生徒によるワインプロジェクトが進んでおり、専門家の指導を受け醸造ブドウ栽培、ワイン醸造が行われていました。この特色ある授業は高く評価され入学希望者の増加にも貢献しており、国からの支援終了後も継続できるように支援できるように検討していきます。
甲府東高校では、「高校生から見た政治、選挙、県議会」をテーマに9人の生徒と意見交換会を開催しました。事前に頂いた9つの質問に答える形で意見交換を行い、若者が考える政治への思いを知るとともに、政治や議会の役割を伝える有意義な時間となりました。
農林高等学校
甲府東高等学校
山梨県議会 自民党誠心会による政務調査
動物愛護の多角的取り組みについて
〇7月22日(金) 岡山県動物愛護センター(岡山県)
岡山県動物愛護センターでは、広大な敷地の中に関連施設や動物を保護するためのスペースが十分あり、その環境の素晴らしさに感銘を受けました。それは保護された動物たちにとって最適な環境であると共に、スタッフの方々の熱意も十分に感じることができ、理想とも言える施設だと感じました。
一方で、山梨県内の状況を考えると、その立地を含めて課題が山積していますが、個別の問題をしっかり精査しつつ、動物の環境改善に向けて取り組んでいきます。
木質バイオマス事業の取り組みについて
〇7月21日(木) 真庭市役所・銘建工業・バイオマス発電所(岡山県)
林業が盛んな岡山県において、真庭市役所、銘建工業、バイオマス発電所を視察し、行政と民間企業が密に連携し山林の全てを活用しながら地域エネルギーに転換している手法は大変勉強になりました。林業の発展を目指す山梨県として、林業に係る業者を含めた関係者との連携を深めることが重要であり、山梨県として明確なビジョンを示すことができるように提案していきます。
コミュニティ複合施設を活用した地方創生について
〇7月21日(木) 隼lab(鳥取県)
鳥取県にある隼labでは、使わなくなった校舎を民間に貸し出すことにより、施設を効率的に活用すると共に、行政との連携から雇用やベンチャー企業の誘致につなげるなど、その運営手法は大変参考になりました。特にカフェを併設したり、24時間利用できるコワーキングスペースを運営したり、人々が集まるための工夫は山梨県でも見習うことのできる施策であり、子どもの減少による学校の統合や廃校が目立つ中で、民間に委託しつつICTの活用と合わせて、今後の提言に繋げていきたいと思います。
山梨県議会 教育厚生委員会による政務調査
障害児支援ワンストップサービスについて
〇9月1日(木) 麦の子会(札幌市)
社会福祉法人麦の子会は、1983年から無認可施設としてスタートしながら、1996年に認可を受けると、現在は札幌市より委託を受け、発達に心配がある子ども達のデイサービスを行っています。
また、併設するむぎのこ児童発達支援センター、クリニックと合わせて未就学児から社会人まで幅広い支援を行っていました。その根底には多くの家族を支えてきた実績と信頼があり、支援を受けたお母さん方がたくさん施設で働いている状況も印象的でした。
施設から半径500メートル圏内には50を超える関連施設が集まり、約700人の子どもやその家族が支援を受けており、地域で様々な問題を乗り越えていく姿には感銘を受けました。
山梨県においてこの施策を実現することは難しい状況もありますが、それぞれの施設の連携を深めて障害児支援がワンストップで行われるように、しっかり提案していきたいと思います。
IoTを活用した健康支援等について
〇8月31日(水) ㈱ミルウス(札幌市)
北海道大学発のベンチャー企業である㈱ミルウスでは、IoTを活用した様々な機器を開発し人々の健康を管理できるように研究を進めており、プライバシーを保護しながら体調の変化などを感知して事前のケアを行う施策は大変参考になりました。研究室では身体バランスや感覚の検査を体験させていただき、ビックデータを活用しながら健康支援を続ける施策は、山梨県において提案すべきものと感じました。
少子高齢時代の介護現場を支える先進的な研究について
〇8月31日(水) 北海道大学(札幌市)
北海道大学では、ヒューマンセントリック工学研究室にて田中教授より人の動きをサポートするスマートスーツやアシストウェアについて説明いただきました。研究室では実際にスマートスーツを体験させていただき、荷物を抱える上で大変楽になる状況を理解することができました。すでに市販されている製品も多数あることから、これらの効果を発信し、介護現場や農家、作業員の皆さんの負担軽減に向けて、山梨県でも補助が進んでいくように取り組んでいきます。
動物愛護の取り組みについて
〇8月30日(火) あにまある(旭川市)
旭川市にある動物愛護センター「あにまある」において、動物愛護の取り組みについて調査しました。こうした施設が市街地にあることは珍しいことではありますが、地元の皆さんのご理解を得て、地域に密着した活動が行われていました。保護した動物にも丁寧な対応を心掛けており、多くの譲渡につながっていると感じました。山梨県においても、さらなる獣医師の確保と殺処分ゼロに向けて取り組みます。
指定管理施設・出資法人調査特別委員会での活動
令和4年度の指定管理施設・出資法人調査特別委員会が6月定例会にて設置され、私も委員として2日間の部局審査、現地調査、総括審査を経て、全ての施設及び法人が適切かつ効率的に運営されていると判定しました。
一方で、自主事業を始めとする指定管理施設の支出が把握されていない状況もあり、県が率先して情報を入手し、経営についての連携を深めるべきとの指摘をさせていただきました。
今後も適正な管理がなされるよう、しっかり調査、提言していきます。
〇7月12日、19日 部局審査
〇8月1日 現地調査
〇8月18日 総括審査
・小瀬スポーツ公園について
・やまなし地域づくり交流センターについて
・指定管理施設全般について
・山梨食肉流通センターについて
・山梨県地場産業センターについて
令和3年度
県民のための県有地の貸付及び賃料に関する特別委員会での活動
令和3年度の補正予算に計上された95件の県有林における減額案件について審査しました。減額すべき要因について事前に説明があったものの、当日配布された資料では、個別の状況に配慮することなく一律に減額されている内容に違和感を覚えました。公共団体に賃借されている物件でも民間企業に転貸されているケースもあり、また添付された写真がGoogleからの引用だったり、明らかに居住しているように見られない物件があったり、より正確な説明と調査を求めたものの、この意見は反映されず、賛成多数にて承認すべきものと決定されました。
県民のための県有地の貸付及び賃料に関する特別委員会設置の経緯
9月定例会の開会日となる9月21日、突如として県有地に関する特別委員会を廃止する動議が提出され賛成多数で可決となりました。私は反対討論において、県議会議員として自らの職務を放棄するかのような動議には賛成することができず、特別委員会の継続とさらなる議論を訴えましたが、残念ながら特別委員会は廃止となりました。
その後、多くの皆さんから特別委員会の廃止について厳しいご意見をいただき、私が所属する会派、自民党誠心会では県議会における議論を一層深めていくためにも新たな特別委員会が必要と考え、県有資産の効率的な運用と高度活用に関する調査及び検証特別委員会を設置するための議案を提案しましたが、他の会派の皆さんのご理解をいただくことができず賛成少数で否決となりました。
一方で、他会派から県民のための県有地の貸付及び賃料に関する特別委員会の設置に関する議案が提出されました。この特別委員会では、これまでの委員会と違い裁判で係争中の県有地に関する議論は省かれることになりますが、議論の場を作るという意味ではないよりあった方が良いと考え、賛成討論もさせていただきました。こちらの特別委員会は賛成多数で承認となり、私も委員会メンバーとして活動することになりました。今後は県有地の貸付と賃料について公平公正なルールが策定されるように、執行部と議論を交わしていきたいと考えています。
決算特別委員会での活動
令和2年度の一般会計及び特別会計について審査する決算特別委員会が9月に設置され、山田一功委員長からの指名にて副委員長を拝命致しました。3日間の部局審査、2日間の総括審査を経て、全ての予算が適切かつ効率的に執行されていると判断し、11月18日の委員会にて賛成多数で認定されました。一方で、多くの委員から意見された訟務管理費、説明が不十分と感じる業務委託費もあり、議会及び県民に対する十分な説明を果たすこと、裁判所の判断を考慮しながら予算執行のあり方等を適宜適切に見直すことを、附帯決議として可決しています。
本会議にて賛成討論
〇10月12日、14日、18日 部局審査
〇11月16日、18日 総括審査
・「ワイン県」宣言を活用した観光振興について ・訟務管理費について
・UIターン就職の促進について ・へき地医療の確保について
・スポーツによる地域振興について ・空き家対策の推進について
・障害者のスポーツ活動・文化芸術活動等の充実について
・キャリア教育の充実について ・女性活躍社会の実現について
令和2年度
土木森林環境委員会での活動
一年間、委員長としての職務を頂いた山梨県議会、土木森林環境委員会の活動も、2 月定例会における委員会審査と12 日に開催された予算特別委員会での委員長報告をもって終了となりました。執行部を始めとする所管部署の皆さんや、多くの関連団体の皆さんに心から感謝を申し上げます。
本年度は台風上陸などの大きな災害被害も少なく、所管となる県土整備部や森林環境部が担当する施策についてもじっくりと取り組むことができたと感じています。国においても新たな国土強靭化緊急対策の延長が決定するなど、新年度も山梨県におけるインフラ整備が進展するよう、全力で取り組んでいきます‼
◎指定管理施設
出資法人調査特別委員会
〇7月9日、10日 部局審査
〇7月17日 現地調査
・山梨県立図書館
・(公財)山梨県子牛育成協会
・山梨県立まきば公園
・(株)清里の森管理公社
8月3日 総括審査
・笛吹川フルーツ公園について
・山梨県住宅供給公社について
◎決算特別委員会
○10月8日、9日、12日 部局審査
○10月30日、11月2日 総括審査
・「ワイン県」宣言を活用した観光振興について
・地域公共交通の確保について
・移住・交流の促進について
・鳥獣被害の防止について
・一人一スポーツの推進について
・外国人材の受入促進及び外国人との共生推進について
・介護人材の確保・定着と資質向上について
・保育等人材の確保・定着、質の向上の促進について
太陽光発電設備の適正化に関する山梨県議会議員連盟研究委員会での活動
山梨県内における太陽光発電設備の現状を調査し、適切な設置について検討してきました。建設予定地の視察、地元住民の皆さんとの意見交換会を通して、より厳格な基準を定めた条例作成が必要と判断し、太陽光発電施設の適正な設置及び維持管理に関する政策提言を県に提出しました。
7月21日(火) 現地調査(北杜市大泉)
• 建設予定地における現地視察
• 地元住民の皆さんとの意見交換会
土木森林環境委員会での活動
2020年4月より、山梨県議会において土木森林環境委員長として活動しています。所管となる県土整備部や森林環境部が担当する幅広い分野における様々な施策について全力で取り組んでいます‼
令和元年度
総務委員会にて現地調査!!
2月13日に開催された総務委員会県内調査において、新たに発見された富士山火口「雁ノ穴」をヘリコプターから調査しました。富士山噴火に備えた新たな防災対策の構築に向けて、しっかり検討を進めていきます。
10月30日(水)
・南都留合同庁舎 南都留合同庁舎移転整備事業について
・富士山世界遺産センター 視察
・山梨学院大学
「外国人留学生に選ばれる山梨について」外国人留学生との意見交換会
9月2日(月)~4日(水) 県外調査(熊本県~佐賀県~福岡県)
・熊本県庁 危機管理防災課 災害対応工程管理システムの構築・運用について
・熊本城 くまもとよかとこ案内人の会 震災後の復興状況について
・熊本県山鹿市 山鹿市における市民が参加したまちづくりについて
・佐賀県庁 行政経営室・情報化推進室 働き方改革及びテレワークについて
・福岡県庁 国際政策課 外国人材の受入体制等について
山梨県議会総務委員長に就任!!
5 月に開催された山梨県議会臨時会において、総務委員長に就任させて頂きました。総務委員会の所管は幅広く、県政にとって重要な案件もたくさんあり、委員長としての重責を感じる毎日です。
平成30年度
11月8日 県内調査
8月29日~31日 県外調査
予算特別委員会 質問一覧
- 輝く女性応援事業費について
- 介護人材確保・定着対策魅力発信事業費について
- 後発医薬品使用推進事業費につて
- GAP推進事業費について
- 山梨中銀スタジアム等改修事業費について
平成29年度
決算特別委員会 質問一覧
- やまなし起業サポート事業費について
- 山岳観光の推進について
- 「やまなしエネルギービジョン」の策定・推進について
- 地域振興事業会計について
- 学力向上に関する取り組みの推進について
- 認知症への理解の推進と見守り体制づくりの推進について