令和3年度(2021年4月~2022年3月)
附帯決議をつけて令和4年度当初予算を可決!!
2月16日に開会した山梨県議会2月定例会において、令和3年度補正予算並びに令和4年度当初予算が審議されました。過去最大となる予算案の中には、継続事業に加えてコロナ感染症対策に係る新たな取り組みが含まれるとともに、県議会において大きな議論となっている県有林の貸付に関する95件の減額案件もありました。
その後、県有資産のあり方を考える山梨県議会議員連盟により95件のうちの3件を現地調査したところ、その全てにおいて執行部からの説明と乖離していること、同行した職員の説明からも明らかな事実誤認があることが判明しました。同行した報道機関による発信や、予算特別委員会委員による調査も行われたことにより、最終的には18日の予算特別委員会において、長崎知事から95件を再調査する旨の答弁がありました。
そのため、私が所属する会派、自民党誠心会では、「県民への説明責任を果たすため、減額となった95件の貸付地の利用状況について再調査を行い、その結果に基づいて適切に対応していくこと・県民への収益還元及び利益確保が図られるよう、県民全体の財産である県有地を適正な対価で貸し出し、必要に応じて減額措置項目の見直しを図ること」という附帯決議を付して、令和4年度当初予算を審議可決致しました。
これからも県政のチェック機関としての役割を認識しつつ、県民の皆さんの負託に応えられるように、全力で邁進して参ります。
山梨県議会 自民党誠心会による政務調査
12月22日(水)新山口駅ターミナルパーク推進事業について
新山口駅では、中心市街地と別に新新幹線駅を中心とした都市計画を進めており、広大な敷地を有効に活用しながら地域住民の生活や観光客への利便性向上に取り組んでいました。
12月21日(火)
・西日本豪雨災害からの復興および防災減災への取り組みについて
平成30年の豪雨災害からの復興状況を視察し、土砂災害の状況とその後の砂防工事について説明を受けました。広島県庁では、土砂災害体験VRを活用した防災減災への取り組みについて説明を受けました。
・ひろしまサンドボックスの取り組みについて
ひろしまサンドボックスでは、県内だけではなく、広く国内から様々なプロジェクトを募集し、多額の予算をかけて30の試みを実践していました。コロナ禍の状況を利用して、国からの予算を有効活用しつつデジタル分野における先進的な実証に投資する取り組みは、新たな交流と優秀なベンチャー企業の獲得にも貢献していました。
12月20日(月)カーボンニュートラル活動について
広島大学では東広島市と連携したTown&Gown構想による地方創生事業を進めており、太陽光パネルによるエネルギー事業、自動運転シャトルを中心としたモビリティー研究など、先進的な実験にチャレンジしていました。
1月9日(日)山梨市主催 消防出初式・成人式
山梨市が主催する消防出初式と成人式に出席し、来賓として挨拶させていただきました。
例年より短時間での開催となりました。
成人式においては、来場者全てに抗原検査を義務付け、人数制限された二部構成となりましたが、無事に全てのプログラムが進められ、新成人にとって素晴らしい晴れ舞台となりました。
県有資産のあり方を考える山梨県議会議員連盟での活動
令和3年度の補正予算は可決されたものの、95件の県有林における減額案件は令和4年度当初予算にも反映されるため、これらの物件の一部を現地調査すべきと考え、議員連盟において3件の調査を実施しました。
県外の社会福祉法人が運営する施設では、建物は朽ち果て、ガラスが割れている部分もあり、数年の間に利用した形跡はありませんでした。執行部からの説明では、夏場に保養施設として利用しているとのことですが、明らかな事実誤認であると感じました。
北杜市が民間会社に転貸している別荘地では、北杜市はわずかな手数料のみで貸し出しを続けており、この別荘地における売上や維持費に関わる詳細については把握していませんでした。
県外に住む個人に貸し出された物件では、電気やガスの使用が確認できず、近隣に住む親戚の方からの説明では、倉庫としての使用であることが判明しました。執行部からは施設に入居しているお母様が自宅に戻る際に利用しているとの説明でしたが、こちらも明らかな事実誤認でありました。
議連による現地調査の結果、県民の財産である県有林の高度活用を目指す県の方針と明らかに違っており、県議会の議決による減免対象としては不適切であると判断し、桜本会長から林政部長に対して、これら95件の再調査を要望しました。
県民のための県有地の貸付及び賃料に関する特別委員会設置の経緯
9月定例会の開会日となる9月21日、突如として県有地に関する特別委員会を廃止する動議が提出され賛成多数で可決となりました。私は反対討論において、県議会議員として自らの職務を放棄するかのような動議には賛成することができず、特別委員会の継続とさらなる議論を訴えましたが、残念ながら特別委員会は廃止となりました。
その後、多くの皆さんから特別委員会の廃止について厳しいご意見をいただき、私が所属する会派、自民党誠心会では県議会における議論を一層深めていくためにも新たな特別委員会が必要と考え、県有資産の効率的な運用と高度活用に関する調査及び検証特別委員会を設置するための議案を提案しましたが、他の会派の皆さんのご理解をいただくことができず賛成少数で否決となりました。
一方で、他会派から県民のための県有地の貸付及び賃料に関する特別委員会の設置に関する議案が提出されました。この特別委員会では、これまでの委員会と違い裁判で係争中の県有地に関する議論は省かれることになりますが、議論の場を作るという意味ではないよりあった方が良いと考え、賛成討論もさせていただきました。こちらの特別委員会は賛成多数で承認となり、私も委員会メンバーとして活動することになりました。今後は県有地の貸付と賃料について公平公正なルールが策定されるように、執行部と議論を交わしていきたいと考えています。
堀内詔子大臣と連携し県政を前に!!
令和3年10月、岸田文雄総理大臣が誕生したことに伴い、堀内詔子衆議院議員が東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会担当並びにワクチン接種推進担当大臣に就任致しました。大変な重責ではあると思いますが、これまでの堀内代議士の活躍が認められてのことと心から嬉しく思います。大臣に就任したことで激務が予想されますが、岸田総理を支える側近として、山梨市及び山梨県にとっても有益になることは間違いありません。これまでも様々な場面において連携を図ってきましたが、今後は一層国政との連携を深め、地域の発展のために邁進していくことをお約束致します。
12月2日(木)
堀内大臣との意見交換会
教育厚生常任委員会での活動
11月8日(月) 県内調査
・甲府西高校(甲府市)にてグローバル人材育成教育プログラムについて現地調査
・少子高齢化社会における介護のあり方について意見交換会
6月4日(金) 県内調査
・加納岩小学校(山梨市)にて25人学級について現地調査
・障がい者就労支援事業所(甲州市)にて現地調査